昨日の元彼エドワードの話の続き。

お金引き出されてる事件から1ヶ月後ぐらい。
浮気発覚事件。

エドワードの行動はずっと何かおかしかってん。
全然帰ってこーへんし、帰ってきてもすぐシャワー浴びて寝るし。
半年一緒に住んで、丸1日一緒に居たんは1回あるかな、ぐらい。
誰とそんなに会うの?って感じやん。

そこで思いついたのが・・・・

『携帯内緒で見ちゃえ作戦』

あかんよー。これはあかん。良い子はしちゃだめ。
彼氏の携帯を内緒で見たんこれが人生で最初で最後。
もうわたし二度としーひん。
携帯を内緒で見るぐらいまで相手を信用できひん時点でもう既に2人の未来は明るくない、とわたしは思う。
未来は明るくないって言い回しかっこいい。

エドワードの携帯のパスワードは覚えてたし、エドワードが寝てる間に携帯見た。
エドワードは寝る直前まで浮気相手とメールしてたらしく、パスワード入れたらすぐにメールの画面に行った。
エミリーって人とのメール。
ハートがいっぱい使われてたから、エミリーが浮気相手ってすぐわかったわ。
メール読むともう完全にチョメチョメしちゃってるやんっていう会話。

家に帰ってこーへん以外にも怪しいと思うことは多々あってん。
携帯の画面をわたしからを隠すように使ってたり、
電話掛かってきたら家から出て話すようになったり、
謎に出会い系のアプリがダウンロードされてたり、
エドワードのおちょんちょんが大興奮してる際の自撮り画像があったり。ほんまにキモい

だから浮気されてる心の準備はしてたつもりやけど、それでもチョメチョメールを見つけたときは衝撃やった。

リアルな証拠メールを見てしまって、怒りが収まらへん。
エミリーはわたしの存在を知ってたのか、知らんかったんか、そもそもエミリーは誰か。
いろんなことが頭によぎって、わたしは冷静にメール読めへんくなってきてエドワードを起こしてん。

わたし「おい!浮気したやろ!エミリーって誰!?なにこの人!最低!」
※実際はもっとクレイジーに激しく詰め寄ってるよ、もちろん。
エドワード「携帯見たん?」
わたし「全部見た。早くエミリーって誰か教えて。その人に連絡するから」
エドワード「それだけはやめて。エミリーは何も知らん。」
わたし「は?じゃあわたしが今エミリーに教えたるわ!」
エドワード「エミリーに連絡するんだけはやめて」

なんでエミリーをめっちゃかばうの?このブタゴリラ!って感じやろ?

ずっとエミリーって誰とかエミリーの番号教えろとか不毛なやりとりしてたけど、
次の朝、私新しい仕事の初日やってん。
朝になってたし仕事行かなあかんからとりあえず仕事行った。

初仕事終わって家に帰ったとき、疲れとか怒りとか悲しさとかいろんな感情が混じって大泣きしたわ。
クズ男のための涙もったいない。
泣き終わった後、やっぱりエミリーに何か言わな気が済まんと思って必死でフェイスブックでエミリー探してん。
エミリーの苗字もわかってたし簡単かな、と思ったけど同姓同名がめちゃくちゃ多い。
しかも目ぼしいエミリー全然出てこんねん。
かなり時間掛けて探して「もしかしたらこの人かな」レベルやけど浮気相手かもしれんエミリーが出てきたから一か八かでメールしてん。

『わたしエドワードの彼女で2年半ぐらい付き合ってるんやけど。
エドワードはエミリーっていう女と遊びで寝たって言ってるけど、それあなた?
わたしエドワードの彼女やったけど、もういらんしあげる。
エドワードと楽しい人生を。』

っていうまぁまぁ失礼なメール。

そしたら返ってきてん。

『あなた間違えてメールしてるよ。わたしエドワードなんて人知らない。
悪いことが起こったみたいで、何て言っていいかわかんないけど元気出してね。』


(((( ;゚д゚)))マチガエターーー!!!!!!
間違えたやん。
一か八かでエミリーと同姓同名のめっちゃ良い人にメール送ってしまったやん。
すぐ平謝りした。

その夜は寝れんかった。つらくて。
エミリー見つからんし。エドワードは帰ってこんし。
携帯のプリペイドのお金なくて誰にも電話できひんし。
エミリーと同姓同名の人にクソなメール送ってしまうし。しかも励まされるし。
明日も慣れへん仕事やし。
これからわたしどうやって生きていくんやろって不安しかなかった。

次の日、仕事から帰ってきてエミリーのことまた考えてん。

フェイスブックでエミリーが全然見つからへんのおかしい。
絶対すぐ見つかるはずやのに見つからへんってどういうことなんやろ。
エミリーがわたしをブロックしてるんか?でもわたしの存在知らん可能性の方が高いしな。
まさか・・・!

わたしフェイスブックのブロック設定使ったことなかってんけど、なんかピーンときてブロック設定のところ行ってん。
そしたら案の定・・!!エミリーがブロックされてる!!
エドワード、わたしがエミリーのこと問い詰めてる夜に勝手にわたしの携帯からフェイスブック使ってエミリーをブロックしとってん。
わたしからエミリーに連絡取られるんがイヤやったから。
なんて奴、エドワード。下痢以下。
そんでエミリーのフェイスブック写真見てまた驚愕。

ラッパーですやん。

めっちゃ派手なヒップホップ系女子。
ミスターマリックの娘系女子。
タトゥーがいっぱい。
ちなみにわたしは全然ヒップホップ系ではない。幸薄い系。

遂に本物のエミリーにメール送ってん。あのまぁまぁ失礼なメール。

そしたらすぐ返信来た。

『Yo! エドワードに彼女がいるなんて聞かされてなかった。
でも別に関係ねぇ。
わたしのこと嫌えばいいじゃん。あんたに嫌われようとわたしには200人のファンが付いてるから。
これフェイスブックのファンページ。(フェイスブックファンページのリンク付き)』

ラップ風に返信された。

エミリーはほんまにヒップホップ系の音楽してる歌手やった。
200人のファンってなんやねんって今やったら大爆笑やけど、そのときは自分が何者でもなさすぎて、ファン0人でつらかった。
めっちゃ泣いた。
エミリーにはそのままメール返さず、エドワードと一緒に住んでた家もわたしが出て行ってわたしとエドワードは正式に別れた。
エドワードとエミリーはその後付き合ったみたいやけど、数ヶ月後にエドワードが別れを切り出したらエミリーが包丁持ってエドワードを追いかけまくったらしい。想像しただけでおもしろすぎる。

そして話は昨日のブログに戻る。
わたし火曜日にそのチャッキーエミリーとすれ違ってん。
どういうこと。世間狭い。
しかもわたしの家の近く。
絶対エミリーもこの辺に住んでるやん。
まだ歌手活動してそうな風貌。ファンは何人に増えたんでしょうか。
幸運なことにエミリーはわたしに全く気付いてないようやった。


エドワードと別れた後もしばらくエドワードもエミリーもほんまに憎かったけど、今となっては感謝してる。
あのとき、もし浮気されてなかったら別れるキッカケがなくてズルズル付き合ってたかもしれん。
涙と時間の無駄使いしてた可能性あるもん。
良かった、別れる決心させてくれて。
ありがとうな、クズエドワードとサイコエミリー。

エミリーに今度また道で会ったら「Yo!」って言ってみよかな。言う訳ない。